うっかり萌えた父親のエピソード6
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250 名前: おさかなくわえた名無しさん [sage] 投稿日: 2007/04/09(月) 03:39:46 ID:fAsVJdM0

大学2年のとき、バイトの給料で父の日に
江戸切子のロックグラスをプレゼントした。
 

 
 
けっこうなお値段ではあったが、父にプレゼントを
あげたことがないので思い切って買った。

とても気に入ったようで、寡黙な父が自分から電話をしてきた。

「これはいいものだ!大事に使うよ」

数日後、母からの電話が。

「すごく気に入っているみたいで、
 グラスだけ自分で洗ってるのよ」

そこまで気に入ってくれたのなら
高くても良いものを買って良かった、と思った。

その数ヵ月後、帰省して父と酒を飲んだがなぜかグラスを使わない。

「なんだ、飽きちゃったのか」

「ちがう!
 使いたいけど、洗ってるときに落としちゃうかもしれないだろ!
 だからながめるだけにしたんだ」

「でも使わないともったいないよ」

「ん・・・まあ、それはそうだけど・・・」

結局年末年始だけは使う事にしたようで、年の瀬になると
焼酎をそそいだグラスを楽しそうにながめている。

そして

「いいなあ!ほら綺麗だろ?キラキラしてさあ!」

と家族に自慢する。

で、呑んだあとはひとりで大事そうにグラスを洗ってる。



江戸切子 ペアビアグラス

 


 
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